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2008年5月18日 (日)

ボールの蹴り方

 夕方、近所のグランドでちょっとボールを蹴ってきた。
 去年から時々やってたが、今年は2月中旬に行ったきりで3ヶ月ぶり。
 陽が延びたし気温も上がった。Tシャツと半パンで充分な陽気だが、汗をかくために上下ジャージを着たまま動く。
 寒い冬ならまずは走り込んで筋肉を温めてからボールに触れるところだが、今日は温かいことだし、いきなりドリブルを始めた。
 案の定、足をくじいた。
 ちょっとしたターンでも普段使わない筋肉に大きな負荷がかかるものです。
 グランドの隅にコンクリート製の大きな壁があり、ゴールの枠も書いてある。これで思い切りボールを蹴る事ができる。
 テニスの壁打ちや野球の練習にも使えるようになっている。
 一人で30分ほどドリブルやキックに汗を流して気分爽快。
 適度に疲れたところで、約20mの距離からフリーキックの練習。
 フリーキックというと昔はボールを曲げることばかり考えていたが、最近あることに気がついた。
 単に曲げることを意識して蹴ると、逆にスピードが出ない。
 スピードを落とさずに曲がるボールを蹴るにはどうしたらよいか。
 そこで以前ある本で読んだことを思い出す。
 まず普通にインステップキックを蹴るつもりでつま先を伸ばしたまま踏み込む。
 そして蹴り足がボールにインパクトする寸前に足首を横に曲げてボールを蹴る。
 こうするとインステップキックの勢いそのままにインサイドキックを蹴る感じとなり、ボールスピードはなかなか速く、かつ正確性も高い。
 ある程度のボールスピードがあれば、少しの回転でもボールはよく曲がる。
 プロの選手が蹴るフリーキックにスピードがあるのは、こういう風に蹴ってるのかなと思う。
 でも昔はこんなキックはしなかった。発想することさえなかった。
 言われてもたぶんできなかった。
 その理由はボールが今より重かったせいではないかと思う。
 昔、昔、その昔。今から40年近くまえの日本リーグを観ていたころ、GKが蹴ったボールがハーフラインを超えることってほとんどなかったという記憶がある。
 今じゃ高校生でも軽く超える。
 昔の選手の筋力がそれほど劣っていたとは思えないから、これはすべてボールが軽くなったせいなのだろうか。
 いや、しかしボールの重さはルールで決まってるから、となると弾力性が増したってことか。
 そうは言ってもやっぱり軽くなったような気がするな。
 おかげで最近はペナルティエリアの外からでも、カーブをかけてゴールの隅を狙ったシュートを入れることができる。
 今日のJリーグで見たガンバの遠藤のシュートはすばらしかった。
 海外の試合ではよく見かけるシュートだが、Jではまだまだ珍しい。
 ああいうシュートが可能になったのも、ひとえにボールがよく飛ぶようになったおかげである。
 これからはペナルティエリア外であっても、インステップキックで思い切り蹴るのではなく、ああいったコースを狙ったキックができるように練習しなければならない。

 懲りずに書くけど、

 シュートの命はコース

 ボールスピードは二の次である。
 指導者はこの大原則を選手に徹底させない限り、いくらシュート練習をしても無駄である。
 それにしても、昔のボールは重かった。
 1年も使えば皮が伸びきって一回り膨らんで、それで軽くはなるんだけど、水を吸うとずっしり重くなって、ヘディングすると脳震盪を起こしそうになったあのボール。
 「日本サッカーミュージアム」にひとつ飾っておくべきだよな。

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