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2006年5月25日 (木)

決定力向上への秘策(3)

 ワールドカップ特集だというのに、なぜこんな退屈な文章を書くのか。それは、ワールドカップだからこそ問われるストライカーの能力を見極めるためだ。
 国と国との代理戦争とまで言われるガチンコ勝負において、1点の重みが極限にまで増大する中でのたった一本のシュート。その難しさと、それを成し遂げる偉大な力を知ってほしいのである。だからもうしばらくお付き合いください。

ストライカーに求められるもの
 ストライカーとは、競り合いに強く、スピードがあり、ゴールへの嗅覚が鋭く、ボールコントロールに優れ、シュートも巧みな選手でなければできない。なにしろ屈強な敵ディフェンダーの激しい当たりを跳ね返し、執拗なマークをかいくぐり、一瞬のスピードでぶっちぎり、巧みなドリブルで敵を抜いてシュートを決めなければならない。なかなかできることではないし、だからこそチームのスターにもなれるポジションである。
 とはいえ、フィジカルや技巧が優れていようとも、それでどれだけ点が取れるかは、はっきり言って相手次第である。当たり前だが相手が弱けりゃ点が取れるし、相手が強けりゃ点は取れない。ある試合でたくさん点を取ったとしても、別の試合で同じようにできる保障は全然ない。要するに得点力は常に相対的であるから、たくさん点を取るストライカーがすなわち良いストライカーだとは限らない。
 じゃあ、真に優れたストライカーはたくさん点を取らなくてもいいのか。
 重要なのはゴールの量ではない。チームが喉から手がでるほど欲しいときに、ゴールを決めてくれればいいのだ。それも、たった一本のシュートで...。(続く)

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